【ケースは就活の序章】ケース面接の心得とオススメの良書

ケース面接対策 コンサルタント

はじめに
ケース面接は、企業が採用プロセスの中で使用する方法の1つであり、多くの企業が導入しています。みなさんが思い描くケース面接というと主にコンサル企業の面接で行われると思いますが、近年は総合商社や日系の大手メガバンクでもケース面接が行われています。
このタイプの面接では、実際の業務上で起こりうる問題や課題を提示し、応募者に解決策を提案してもらうことが求められます。AIが多角的に発展している現代は、ケース面接においては、応募者の解決能力や思考力、コミュニケーション能力といった人間として吐出しているポイントが試されます。本記事では、ケース面接において必勝するための方法を紹介します。

目次

image.png

問題の分析力を高める

ケース面接では、実際の業務上で起こりうる問題や課題が提示されます。この問題を解決するためには、問題の分析が必要です。問題の分析には、以下のようなステップがあります。

・問題の本質を把握する
・問題の原因を特定する
・問題の影響を分析する
・解決策を提案する

問題の本質を把握することができれば、解決策を的確に提案することができます。また、問題の原因を特定することで、同様の問題が再発しないように対策を講じることができます。問題の影響を分析することで、解決策の優先度を決定することができます。

image.jpeg

論理的思考力を養う

ケース面接では、論理的思考力が求められます。論理的思考力とは、ある前提から結論を導くことができる能力のことです。論理的思考力を養うためには、以下のような方法があります。

・問題解決のステップを確立する
・事実に基づいて分析する
・前提条件を明確にする
・仮説を立てる

問題解決のステップを確立することで、論理的思考力を養うことができます。また、事実に基づいて分析することで、論理的思考力を高めることができます。前提条件を明確にすることで、論理的思考力を発揮することができます。仮説を立てることで、解決策を提案する際により具体的なアイデアを示すことができます。

私は上記の「問題の分析能力と高める」ことと「論理的思考力を養う」ことの2点は、独学で鍛えられると思っております。
地頭が悪く、言語能力が著しく低かった私も、就活を始めた3年の夏から多くの本を読み漁り、両方の能力を身につけることができました。

実際におすすめの方法は下記の本です。
個人的に「必須」と「余裕があれば」の二種類を紹介します。

必須級。絶対に読むべきコンサル入門書

【東大生が書いた 「ケース対策本」「フェルミ推定対策本」】

https://amzn.to/3oXmJBP
https://amzn.to/3NptO8r

誰もが知る良書です。東大生チームがわかりやすく、実践形式の問題を集めた本となっています。一通りの基礎が出来上がった就活生はこの本で実践問題に触れ、フレームワークを身につけることができます。

【イシューから始めよ】

https://amzn.to/3Vk5nv3


人が考えるにあって「思考」「論理」「分析」の3点に要素を分解して根本から見つめ直すことを解説した本です。
抽象度が高く、難しいと感じる学生も稀にいますが、体系的な考え方を身につけることができます。

【地頭力を鍛える】

https://amzn.to/3Lnoujo


一見、膨大な大きさに思える問題も仮説を立てることによって簡単に答えを導き出すことを示している良書。
普段、「頭が悪いから」と言い訳をしている就活生は一度読んでみてほしい。
思考方法が整理され、リフレッシュな気持ちで考え方が根本から変化すると思う。

【0秒思考法 頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング】

https://amzn.to/3ALSWyF


タイトルの名の通り、思考時間が劇的に短く、瞬時にまとめることができる方法をまとめてある良書。
地頭を鍛えると一緒に読み合わせると、自身にもつながる。

【ロジカルシンキング】

https://amzn.to/3niPlFh


非常に有名な良書。
人にプレゼンをする上で欠かせないポイントがまとめられています。
説明することが苦手なひとも、思考方法を学べる良書です。

地頭力を鍛えるにおいて、MECEなどのフェルミ推定やケースでは根幹を担う考え方を身につけました。またイシューから始めよによって体系的な問題提起の仕方。0秒思考法によって問題の本質を見抜き、面接で求められていることに対して適切かつ柔軟に応える力を養いました。
また、有名な東大生が書いたケースとフェルミの本は実践練習です。
フレームワークを身につけながら実践問題を解くことにより、本番さながらのアウトプットを行えました。
私はそれぞれ最低3回読み、「友人にプレゼン」ができるまで覚えるようにしました。

余裕があれば読みたい。プラスαの自分へ

【戦略コンサルティングファームの面接試験】

https://amzn.to/3Lrgii4

東大生の本をやりきり、プラスアルファで問題を解きたい人向け
より実践的かつ、質の良い問題ばかりが集まっており、実力をつけることができます。
また思考のプロセスや道筋をリフレッシュさせることもできると思います。
ただ、レベルが非常に高いためBIG4などのレベルを目指す学生にとってはオーバーワーク過ぎるかもしれません。

【戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法 マッキンゼーの元面接官が教える秘密のノウハウ】

https://amzn.to/3LLxxMw

フレームワークに頼りすぎない、コンサルタントとして大切な考え方が述べられています。
またフレームワーク病の対症療法まで記載されており、非常に有益です。

【マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX】

https://amzn.to/42fzEO1

近年話題のDXについて詳しく、定義から解説がされています。
またDXのみならず、「web3」「メタバース」「ESG」といった就活生が知っておくべき用語についても解説されているので、トレンドについていけていない、詳しく知らないといった学生におすすめです。

上記の三冊は余裕のある学生向けです。BIG4レベルのコンサルタントを目指す学生には過多な質であると感じるので、時間がある学生は目を通すと良いと思います。

さて本編に戻りましょう。

コミュニケーション能力を得る

ケース面接では、解決策を提案するだけでなく、その提案を適切に伝えることも重要です。コミュニケーション能力を磨くことで、自分の意見やアイデアを相手に伝えることができます。以下のポイントに注意しましょう。

・明確かつ簡潔な表現を心掛ける
・相手の意見を尊重する
・聞き手の理解度を確認する
・適切な質問をする

明確かつ簡潔な表現を心掛けることで、相手に自分の意図を正確に伝えることができます。また、相手の意見を尊重し、受け入れる姿勢を持つことも重要です。必ず相手を否定してはいけません。先輩から何度も「面接官の意見を否定したら、落ちたと思え」と強く言われました。面接では聞き手の理解度を確認することで、相手の理解度に合わせて説明を繰り返すことや、詳しく説明をすること、さらに適切な質問をすることで、相手との対話を深めることができます。

プレゼンテーションスキルを練る

ケース面接では、解決策を提案する際にプレゼンテーションスキルが求められます。以下の要素に注意しながら、プレゼンテーションスキルを練りましょう。

image.png

・構成を明確にする
・主張を強調する
・具体例を活用する
・自信を持って発表する

プレゼンテーションの構成を明確にすることで、聴衆が理解しやすくなります。また、主張を強調することで、自分の提案が鮮明に伝わります。具体例を活用することで、聴衆の理解を深めることができます。最後に、自信を持って発表することで、自分の提案に対する信頼性を高めることができます。

ひたすら練習を重ねる

ケース面接の対策としては、練習が欠かせません。以下の方法で練習を重ねましょう。

・過去のケース問題を解く
・フィードバックを受ける
・模擬面接を行う
・自己分析をする

過去のケース問題を解くことで、ケース面接の問題形式や解決策の提案方法を理解しましょう。解答を作成した後は、他の人にフィードバックをもらいましょう。適切な提案や論理的な思考の点で改善できる部分を見つけることができます。

模擬面接を行うことで、リアルな面接状況を再現し、緊張感を持って対策することができます。模擬面接の際には、フィードバックを受けるための相手を探しましょう。相手には、自分の強みや改善点について率直な意見を求めることが重要です。

自己分析をすることで、自身のスキルや経験を整理し、自己PRを作成することができます。自己分析を通じて、自身の強みやキャリアゴールを明確にし、面接でアピールするポイントを把握しましょう。



まとめ

ケース面接では、問題解決能力、論理的思考力、コミュニケーション能力、プレゼンテーションスキルが求められます。これらのスキルを磨くためには、問題解決能力を高めるための分析力の向上、論理的思考力の養成、コミュニケーション能力の向上、プレゼンテーションスキルの練習が必要です。さらに、練習を通じて自己を改善し、自己分析をすることも重要です。

ケース面接の必勝法は、十分な準備と練習によって身につけることができます。自信を持って臨み、適切な解答や提案を行いましょう。それに加えて、面接の前に十分な睡眠をとり、リラックスすることも重要です。最後に、自分の強みを活かし、自信を持って面接に臨むことが大切です。



コメント

  1. […] こちらの記事にて、ケース面接の対策をまとめているので参考にしてみてくださいhttp://zenryoku-ma-kun.com/?p=21 […]

タイトルとURLをコピーしました